第三夫人と髪飾り

M:こんにちは、ミッシェルです。

G:どーも、ジョージです。

M:台風があったり、ぎっくり腰になったり、映画館に行けなかったのです。

G:久しぶりだなあ。

M:新聞を見ていたら、この映画の案内があって、

  うわー、見たいと思ったの。

G:なぜ?

M:ほらー、ベトナム映画でしょ。ベトナム映画というと、『青いパパイアの香り』でしょう。

  あれは、衝撃を受けた映画だったのね。それ以来、ベトナム映画、期待していたの

  ですけど、なかなかね、こう、ずんと胸を打つような感じのものがなかったので、

  この写真を見て、あっこれだ! ついに出てきた!と思ったのね。

G:なるほどー。もう一度、あの世界を見たいということだね。

M:そうなのよ。期待は、裏切らなかったわね。とても良かった。

  『青いパパイアの香り』は、身分違いの恋愛のハッピーエンドだったけど、

  これは、ハッピーエンドというよりは、男尊女卑の時代のわずかな希望を

  描いているのですね。ベトナムも、時間が経つと、いろいろ意識が

  変わってくるからね。

G:ベトナムだって、今じゃ、第三夫人なんて、ありえないんだろ。

M:日本だって、戦前までは、お妾さんって、普通にあったんでしょ。

G:今じゃ、とんでもないよな。

M:でも、過去の価値観の中で、美しく暮らすという感じが出てるのね。

  昔の、衣服とか身分制度を受け入れて、淡々と暮らす人々とか。

  今じゃ、とんでもないけど、当時のルールのなかで、美しく暮らして

  いるという世界を描いているのね。

G:でも、実際は、こんなきれいごとじゃないだろう。

  まあ、この映画でも、きれいごとで描いてはいなけどね。

M:今は、グローバル化で、なんかひとつのパターンに世界中が偏っているけど、

  例えば、洋服とか、住まい方とかね。

  でも、この映画では、ベトナムでしかない生活様式があるというのが
  
  ステキなのよね。今じゃ、世界中、Tシャツにデニムというスタイルが

  定番かもしれないけど、ここでは、アオザイでしょう。日本では、着物とか

  浴衣でしょうけど。そういうグローバル化が入る前の時代の生活様式が

  見られてすてきだなと思うのよね。

G:ラスト、主人公が女の子を出産するんだけど、その女の子は、

  新しい時代を生きるわけで、どんな子になったんだろうね。

  
M:ストーリーよりも、ベトナムの空気とか、自然環境とか

  主人公たちのしっとりした肌の質感とか、そういうのが

  とってもきれいで、『青いパパイアの香り』の世界観が

  引き継がれているなあと思った。

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