メアリーの総て

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも ジョージです。

M:これはねえ、『フランケンシュタイン』の作者の話なんです。

  メアリー・シェリーという人の話で、『フランケンシュタイン』ができるまでの話。

  なんと、18歳で書いたのですよ。びっくりですよね。

  日本でいうなら、十代で芥川賞とった人がいたと思うけど、そういう

  感じでしょうか。でも、今も、フランケンシュタインといったら、あの包帯

  巻き、巻きで、傷だらけの怪物を思いだすでしょ。その原型をつくった

  人ですから、すごいよねえ。

G:Eテレで、100分で名著という番組があって、この『フランケンシュタイン』やって

  たんだよな。

M:そうそう。あの番組を見ていなかったら、この映画見たいとは、思わなかったでしょうね。

  だって、タイトルからして、『フランケンシュタイン』の作者だなんて、思い浮かばない

  ものね。でも、あの番組から想像していたメアリー像とは、全然違っていたわ。

G:そうだね。なんか、あの番組では、さらっと流されていたけど、

  詩人シェリーの奥さんで、なんか上流階級の御嬢さんが、

  ある夜、日本の百物語みたいなのをやろうということになって、

  それを語ることによって、思いついた物語ってことになってたよね。

M:そう、 だから、彼女の苦悩や苦境から生まれた物語だなんて、全然思わなかった。

  生まれは、お父さんは、思想学者兼本屋だけど、経済的には、困ってたのね。

  お母さんは、先進的な考えをもってた人だったけど、メアリーの出産で、

  亡くなってしまうのね。だから、メアリーは、母の愛情を知らないで、

  お父さんと読書で大きくなった人なのね。苦労人なのよ。

G:詩人シェリーと詩人バイロンは、人間性は、どうなんだいと疑うような

  変な人たちだよね。びっくりした。詩人というと、物静かで、聡明で

  落ち着いた人格者とおもいきやだよね。

M:まるで、正反対!あの詩人たちが、メアリーが怪物を生み出す要因に

  なっていたとは!この映画の男たちは、詩人だろうが、先端の思想の中で生きていようが、

  どうしようもない、身勝手な人間だった。それも、そうとうな変人。

  お父さんだけが、貧しいけど、常識人だった。

G:やはり、お金があると、人格は、どっかいっちゃうだね。貧しさが

  思索や人を思う気持ちを育てるという感じがするなあ。

M:なんか、文学史とかで、シェリーとかバイロンとか習うじゃない。

  そうすると本当の人物像ではなく、偉人として覚えちゃうのね。

  それって、いけないよねえ。文学とか芸術は、はちゃめちゃな性格じゃないと

  生まれないのかもしれないわねえ。なんかちょっとショック。

G:そういう破綻をきたした人物を見近で、見ることで、メアリーも感化されて

  文学に目覚めたのは、確かなようだけどね。

M:だから、後世に残るほどの名作を生み出すのは、平凡な環境じゃ

  生まれないということよね。

  なかなか面白かった。当時のファッションも、ステキだし、貴族の館を

  見ることもできたし、上流の生活も見ることができたし、

  面白かった。

G:メアリーの書いた『フランケンシュタイン』、読みたくなってきたなあ。

  その前に、もう一度、100分で名著、見てみようかな。復習の意味で。



  

  


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