チューリップ・フィーバー

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも。ジョージです。

M:この映画は、フェルメール好きなら、絶対見たい映画ですねえ。

G:フェルメールといえば、以前、『真珠の耳飾りの少女』の映画あったね。

M:フェルメールと少女の淡い恋だったかしら。

  スカーレット・ヨハンソンが少女役で、もう絵から飛び出してきたみたいに

  きれいでしたね。あれって、2003年の映画だったみたい。15年前ね。

G:スカーレット・ヨハンソンも、いまじゃ、すっかり大女優になってしまったね。

M:あれから、15年経って、フェルメール調の映画ね。フェルメールの絵も

  画家自身も関係ない物語。フェルメールの雰囲気は、そのままだけど。

G:いやー、面白かった。オランダっていうと、チューリップだけど。

  チューリップの球根が、投機の対象になったなんてね。

  ブレイカー(色割れ)しているのが、いいんだってさ。

  今や、品種改良がすすんで、紫のチューリップや、花びらの先がフリル状に

  なったのとか、八重咲になるのとか、まさに百花繚乱ですよ。

  色割れ種もたくさんあると思うなあ。

M:でも、その期間ってすっごく短くて、1636年の12月から1637年の1月までわずか

  2ヵ月だったみたいよ。映画では、もっと期間が長いように思うけど。少なくとも

  妊娠期間は、続いていたような気がするのよね。

G:まあ、フィクションだから。そこはね。

M:映像が、美しいわよね。フェルメールの絵を意識したっていうけど、

  窓際の光で手紙を見るところとか、チューリップを持って立つところとか、

  あの老主人さえ、レンブラントの『夜警』の絵の真ん中で、指揮する人の

  ような感じで、いい感じの老主人だったものね。

  ドレスもきれい。あの首の回りのフリフリの飾りは、当時流行ったのかしらね。

  邪魔のような気もするけど、当時のファッションには、なくてはならないもの

  だったみたい。修道院で、レースを一生懸命編んでいるシーンがあるけれど、

  レースもお洒落の小道具なのね。いや、富の象徴かもしれない。

  襟元、手首のところなど、レースの飾りがふんだんに使われているわねよね。

  あれもステキ。

G:オランダが繁栄した、大航海時代の雰囲気がほんとに出てたね。

  港の猥雑さとか、人人のごった返し感がね。すごくいい感じだった。

  レンブラントとかフェスメールが描いてた人々が、ほんとに生活していたんだ

  ってことがわかるよね。現代の人に、当時の衣装をつけさせて、演じて

  もらうと、生き生きと当時のことがわかるよね。

M:ほんと。絵だけのことじゃないんだ、ほんとにあんな雰囲気だったんだって

  わかるわよね。

  この物語、もっと途中で終わるのかと思ったの。たとえば、老主人が東インドへ

  旅だった時とかでね。でも、律儀に、ちゃんとオチをつけてくれたのね。

  8年後だったかしら。

  老主人は、東インドで、新しい家族を得るし、赤ちゃんを産んだマリアは、

  元魚屋の男と、沢山の子供に恵まれて、老主人の家を盛んにしているし、

  画家は、修道院の壁画を描く仕事を得ているし、ソフィアは、修道院に戻って

  修道女になっていた。熱に浮かされた時から、数年たって、冷めた目で

  みれば、あの時は、ほんとに熱に浮かされてたことがわかるというような

  表情の画家と修道女の眼だけの和解があったような気がして、

  終わるところが、悲劇にならなくてよかったと思う。

G:逆転しちゃったよね。召使が、結局は、女主人になり、女主人が、

  質素な修道女になってしまった。運命は、どうころがるかわからない。

  でも、その時の衝動に任せて生きるしか、人間にはできない。

  その先にどんな運命がまっていようとも、受け入れなくてはならないと

  いう感じかな。

M:ところで、ソフィアの恋人の画家役の人、最初見たとき、あれ?デュカプリオくんの

  若いときみたいと思ってしまったのは、私だけでしょうか。

  デイン・デハーンという役者さん、そんな感じがしましたが。

  今後の活躍を注目していきたいですね。

G:面白い映画だったね。

M:うん、大満足な映画でした。

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