殿、利息でござる!

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも、ジョージです。

M:私の好きな磯田先生の『無私の日本人』から映画化された作品ね。

G:磯田先生というと、『武士の家計簿』の映画ヒット以来、ブレイクした

  歴史学者だよね。歴史ものの番組にけっこうよく出てる。

M:しかも、お話が分かりやすくていいのですよ。

  こういう先生の講義を受けたいわねえ。

  さて、映画の方だけど、ポスターで阿部サダヲさんのちょんまげが

  寛永通宝になっていたから、てっきりおちゃらけた映画かと思ったのよ。

G:『超高速、参勤交代』みたいな?感じ?

M:そうそう。でも、そうじゃなかったわね。

  私は、泣けた!穀田屋十三郎と弟の関係とか

  なぜ、養子に出されたのかとか

  浅野屋甚内のケチぶりの裏に隠された思いとかね。

G:最初は、トントン拍子にうまくいくじゃない?

  穀田屋が言うと、肝煎り、大肝煎り、代官まではね。

  で、曲者、出入司で、簡単に却下されちゃう。

  なんていってたっけ?得取りもうけ?だっけ?

  おかみに金を貸して、利息をとろうだなんて

  ふてえ奴らだって感じでな。

M:うん、松田龍平さんは、ふてぶてしかった。

  でも、最後、冥加訓では、とくに何もいわなかったわ。

  つまり、彼は、冥加訓のことを教養として、知っていたからなのね。

G:そうだなあ。そこのところが、ただふてぶてしいだけじゃないんだな。

  時代劇って、単純に悪徳代官みたいな感じで、庶民めが、無礼者!って

  感じで、一刀両断に切っておしまいって感じになるところを

  この人は、「馬やかごに一番乗っているのは、誰か、知っておろうな」

  と脅しのニュアンスを含めた言葉を言って去っていくだろ。

  ドキドキだよな。

M:でも、殿様が来てしまうんだから、あやつ、いいやつだったんだ

  ってわかって良かった。

  結弦くんの殿様、すごく似合っていた。いいねえ、役者もできそうですね。

  スケートだって、演技力必要だもんね。すごいよ。結弦くん、とっても良かった。

G:意外と、かつら似合ってた。さすがだねえ。

  俺は、つつしみの掟がいいねえ。お金を出したからって、

  えばっちゃいけないというのがいい。

  日本人は、ここから学ばないといけないね。

  誰もが、金持ちはいいと思っている世の中に、

  一石を投じたって感じだな。

M:そうね。私も、学ばないといけない。

  ある意味、宮澤賢治の『アメニモマケズ』みたいな感じよね。

  できそうもないことをでも、やろうとしているところがいい。

  単純なことほど、できない。難しい。でも、やろう。

  そういうところがいい。

  『無私の日本人』ね、読んでみようかしら。

  磯田先生が偉いのは、古文書を探し出して、読み込んで、こういう人々が

  いたんだよって提示してくれることよね。

  埋もれてしまった人々を掘り起こしてくれると、

  私たちに勇気を与えてくれるわよね。

G:そうだなあ。最後、今現在の宿場の風景が映ってるだろ。

  今もその教えがつながっていると思うと、感慨深いものが

  あるよね。なかなかいい映画だったよ。

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