海のふた

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも ジョージです。

M:チラシを見て、見たかったんですね。

  ちょっと私好み。若い女の子が、海辺でかき氷屋をやるなんて、なんてメルヘン!

  『かもめ食堂』とか『めがね』とかに連なる系譜の作品かと思ったのです。

  でも、ちょっと違った。

  なんかね、メルヘンにもなりきれていなくて、現実的にもどうかという感じで。

  中途半端だったかも。

G:夜逃げしちゃうさとしだっけ?おさむだっけ?彼は、ものすごいリアル。

  街のさびれ具合もリアルだったね。

  土肥で、撮影されたようだね。西伊豆とか行かなくなっちゃったのかな。

  今は、夏休みでどこかでかけるなら、海外だよね。

  グアムとかハワイとか、若いカップルとか小学生とか子供連れでも

  海外だもんな。日本は、豊かになったよ。

  俺の子供時代なんて、伊豆に行けりゃ、いいほうよ。日帰りの

  江の島だったからね。

  それで満足してたから、まあ、なんていうかほのぼのしているなあ。

M:そうねえ、時代は流れていくわね。

  土肥って、金山なかったっけ?私、確か行ったわよ。

  砂金とりとか、できたような。

  原作は、よしもとばななさんだって。知らなかった。

  ばななさんの作品は、西伊豆が舞台が多いかな。

  といっても、『キッチン』の松崎しか知らないけど。

  松崎も行きました。『キッチン』で使われた旅館だったかな

  見てきました。ホタルも見たなあ。

  海も、きれいでしたよ。食事もおいしかった。

  でも、ちょっと交通の便が悪いのですよ。

  西伊豆って。

G:車がないと、不便かもな。ほとんどドライブだろ。

M:そうなのよ。ドライブ、海沿いだからきれいなんだけどね。

  バスとかだと、不便なのです。

  映画の中の、かき氷屋さん、素人が見ても、採算とれないでしょう。

  かき氷は確かにトレンドですよ。根津だか、谷中だかに有名なかき氷屋

  さんがあって、冬でも行列っていうなら、採算が合うでしょうけど

  うーん、映画見てる限りはねえ。彼女自身の小遣いも出ないでしょう。

  いくら、手作りで内装をしたとしても、材料費、なかなか回収できないなあ。

  氷もどこから仕入れるんだろ。

  おさむくんに、趣味の店と言われても仕方ないなあ。

  ここでやってくと叫んでも、実家暮らしで、生活費入れなきゃいいっていうんだったら

  いいけどね。いやあ、ちょっと現実離れしすぎてるかなあ。

G:そうだね。転がり込んできたはじめちゃんもちょっと面白い関係だったな。

  お母さんの大学時代の友達の娘さんっていうから、ずいぶん、親切な人だね。

  お母さんって人も。

  恋人もアフリカにいるっていうんだから、またぶっとんだ話で。

  俺の周りには、そんな理想とか夢とか追ってる奴は一人もいないからなあ。

  みんな、毎日の会社生活にヒーヒー言ってる奴ばっかりで、

  ちょっと俺らとは、縁遠い話だなあ。

M:うーん、かき氷やのインテリアとかはいいですよ。ナチュラルな感じで

  いまどきの女の子が好きそうな感じ。シンプルで、ちょっとレトロ感があってね。

  おさむくんも夜逃げしちゃったままだったし、はじめちゃんもいきなりアフリカ行くって

  言って去っちゃうし、うーんなんだかわからない映画でした。

G:そうだね。感じ、とか雰囲気がよければ、いいんじゃない?

  なんとなくそう思う。ちょっと郷愁、ちょっとかわいい、ちょっとチャレンジ、

  ちょっと仲良し、ちょっとあなたのこと思ってる、とか、そーゆー雰囲気だな。

  俺は、ついていけない世界だな。

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