君の膵臓をたべたい

M:こんにちは。ミッシェルです。

G;どーも ジョージです。

M:2016年度本屋大賞2位だった作品の映画化で、本は読んでいないけど、
  
  話題になったことと、このタイトルね、インパクトある。それだけ聞くと、

  ギョッとしちゃうでしょ。膵臓なんて食べたくないよって。第一、膵臓って

  どんな臓器かもわからないし。

G:膵臓ガンはよく聞くよね。なんか、他の臓器の陰に隠れていてなかなか

  みつからないとか、手術も難しいとか。

M:お若いのに、そんな病にかかって、つらいわよね。

  こういう純愛には、難病がつきものかも。

  その昔の 『愛と死をみつめて』のまことみこも、難病だったような気がする。

G:最近といっても、10年以上前かもしれないけど、『世界の中心で、愛をさけぶ』も

  ガンとか難病だったような。

   こういう難病と純愛は、涙をさそうよなあ。

M:だから、ちょっとね。おばさんとしては、ひいてしまうところがあって。

  そりゃ、死に直面した人を主人公にすると、絶対泣けるでしょ。

  それが、純粋であったり、真面目であったり、真剣であったりすると余計にね。

G:この映画は、前半、後半に分かれると思うんだ。

  前半は、建前の部分。後半は、本音の部分。本音が明かされることに

  よって、前半のエピソードが、そうだったのかと感動を呼ぶようになっているんだね。

M:もうひとつは、難病で、死が確実に迫っている人が、その短い生涯さえも

  生かせてもらえなかったことの不条理も、涙を呼ぶ要素があるわよね。

G:俺も、えって思ったね。これは。こーゆー最後にしたのかってね。

  それは、ないだろ的なことも思ったけど、それゆえ、生きている一日、一日の

  重みが増すというか、そういうことを考えさせられるよね。

M:ほんと、私たちも、漫然と明日がくるのが当たり前と思っているけど、

  いつ何時、自分に死が訪れるかわからない。だから、今を一生懸命

  生きるのが大事だってね。悔いなく、精一杯ね。

G:そうだなあ。でもさ、なんか、フィクションなんだろうけど、

  二重に不条理な死をこの女の子にぶつけるというのも、どうなんだろうかと

  思うよ。なんか、安易なような気もする。劇的効果を高めるような。

M:うん、まあそうねえ。膵臓の病で苦しみを与えられ、そして、不条理な死も

  与えられ、ふんだりけったりよね。それを、だた美しい感じで描かれるのもね。

  第二の死の方は、もっと憎むべきものでしょう。そんなおだやかに見ていられないと

  いうか。そういう感じ。トーンが違うというか。

G: でも、まあ、純愛を焦点に置いているわけだからね。これでいいのかもね。

M:あの男の子が、共病文庫を読んで、彼女の本音を知った時、号泣するでしょ。

  あれは、ぐぐっときましたね。ここで、場内で泣いてる子がけっこういましたね。

  私は、泣けなかったけど。

G:しかし、若者にすごい支持されてる映画なんだなあ。満席だったよ。

  びっくりした。

M:ほんと、久しぶりに、隣の席まで、人で埋まっていたから、すごいなあって

  思いました。

G:インパクトのあるタイトルは、やはり、人を引き付けるね。

M:ところで、女子としては、前半の桜良ちゃんは、あまり好かないキャラクターだな。

  なんかひたすら明るい女の子なんて、実際は、ちょっと引いちゃうな。

  真面目な僕だって、いきなり、あんなふうに言い寄られたら、引くでしょ。

  でも、彼女は、自信家なんだな。絶対、嫌われない自信があるって感じ。

  いやーな女だ。病気でなけりゃ、絶対お友達にならないタイプだ。

  僕のほうは、共感できるけどね。でも、物語の進行上、二人とも、行動しなかったら、

  進まないもんね。そりゃ、仕方ない、こういうキャラでも。

G:まあなあ、二人で九州まで、旅行しないだろ。旅行代は、どうしたんだ!

  高校生でさ。ちょっと、リアリティがないんだよな。彼女のうちが、お金持ちそう

  だから、お金のことは、不自由なしということなんだろうけど。

M:まあ、つっこみどころ満載の映画でした。

G:俺からすると、第二の『セカチュー』みたいな映画だった。






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