パラサイト  半地下の家族

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも、ジョージです、

  これは、今、話題の映画だよね。いろんな意味で。

  俺は、『殺人の追憶』で、すごいショックを受けたよ。

  この監督は、ぐいぐいやるね。ここまで、描くかという感じ

  それは、この映画でも、変わってないなあ。

  どこかというと、半地下家族の住む家の外で、発生すること
  
  立小便するとかさ、いやあー今の日本じゃ、考えられないだろ。

  街中でさー。でも、この監督は描いちゃう。

M: うん、そうだね。

  映画では、伝わらないけど、この映画は「におい」にこだわっているでしょ。

  金持ちの家にはない におい。 どんなにおいか、見ている者には、興味がひくけど

  でも、映画なので、想像するしかない。だから、とってもイヤーなにおいを想像して、

  これはないでしょう。

G:それから、クライマックスの 殺戮シーンね。うわー、やっちまったーって感じで

M:わたし、見てられなかった。うわって感じで。

G: 痛みがじかに伝わってくるよな。

M :そうそう、うわーって感じ。

G :貧困を描くのであっても、なんか痛い。

M:よく、ゴミ屋敷とかのニュースをリアルで見ると、痛いでしょ。

  または、実際、見たことないけど、孤独死した人の後を処理してる

  清掃会社の人たちのことを聞いたりすると、痛い。

  そういうリアルな感じ、そのまんま感じられる映像だなあと思った。

  すごく痛い。

G :とにかく、金持ちと貧乏人との差をとてもわかりやすく描いていたな。

  デフォルメしているところあるんだろうけど、韓国の財閥系のやってることの

  ニュースが流れただろ。あれを見ると、必ずしもデフォルメとも思えないよなあ。

M: 日本は、格差あるんだろうけど、ここまでかなあ。明治時代とかの家族とか財閥の

  残っている家を見ると、あの頃は、格差がすごいなあと思うけど、今は、これほど

  ではないよなあ。

G: リアルそうでも、こんなじゃないだろうと思うのは、金持ちの奥さんは、こんなに

  見抜けない人が多いの?とか、IT社長は、最近雇った運転手のいうことをきいちゃうのか?

  という疑問は、多いにあるよね。よく、こんなで、金持ちになれたなあと思うよ。

  こんな間抜けでいいのかってね。

M:でも、映画ですから。面白くしなくちゃね。

  私は、見た後、なぜかザワザワしっぱなしで、なんだろうこの映画は!と思った

  のですよ。単なる貧乏人のドロドロした心情と下流の者のことを全く考えないノー天気な

  金持ちとの格差を描きだしているのかもしれないけど、なんかねえ欲だけが突出しているのが

  これじゃあねえと思うところあるのよね。

G:どういうことだい?

M:あの半地下の家族だけど、正規の社員で働けない家族ばかりなんだけど、

  卑屈になりすぎなのよ。あれがいやなんだなあ。

G: わかんないなあ。

M:たとえば、最初、ピザ屋の箱を内職で作ってるシーンが出てくるだろ。

  で、ピザ屋の社長に、あんたのところは、4つにひとつは、不良品になってる。

  だから、ちゃんとした工賃は払えないと言われるでしょ。

  あれもね、どうして、ちゃんとした箱作りをしようとしないのかなあ。

  自ら、貧乏人への道、まっしぐらじゃん。ちゃんと作れば、ちゃんとした賃金を

  もらえるわけでしょ。

  長男も、受験して落ちて、受験して落ちてということらしいけど、大学も高望み

  なんじゃないの?自分のレベルに合った大学に入ればいいじゃない。

  妹も、美大に落ちちゃってるけど、もう方向性かえればいいじゃん。

G :そしたら、この映画が成り立たないよ。

M:そうなんだけど、あまりに、この貧乏家族は、他者に責任を転嫁しすぎている感じ。

  自分から変わらないといけないのに。まあ、金持ちに寄生するという道を選んだのかも

  しれないけど。

  でも、まだ、破綻するのをふせぐ手立てはあったわよ。

  あの家政婦のおばさんに秘密を知られたとき、うわー知られたと思わずに、

  みんなで、寄生するようにすれば良かったのよね。

  芥川の『蜘蛛の糸』じゃないけど、蜘蛛の糸は、あのIT社長の家だったわけよ。

  で、糸にしがみついたら、下から続々としがみつくやつがいるから、

  蹴落としたら、自分も落ちちゃったっていう図式ね。

  自分だけよければいいと欲張っちゃったから、糸が切れちゃったのよ。

  あの家政婦さん夫婦も、自分たちと同じ貧乏人だったから、同じ仲間で

  寄生すれば、みんなで、仲良く貧乏を脱出できたかもしれないのにね。

G:なるほどね。欲をかきすぎると、みんな落ちちゃうんだね。

  ということで、やりすぎるといかんということなんだな。

  
M:なんか評価は高い映画だと思うけど、私的には、ダメだな。なんか

  痛い、とっても気持ちが痛くなる映画。もっと、気持ちが明るくなるような

  気持ちが映画がいいなあ。

G:まあ、好みの問題だな。

  でも、気に入る気に入らないにかかわらず、見た方がいい映画かもしれないな。

  

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