雪の華

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも ジョージです。

  俺、中島美嘉さんの『雪の華』の歌、好きなんだよなあ。

M:私も。でも、フルで聴いたこと、あまりなかった気がする。あのサビの部分が、

  なんとも胸を打つというか、ぐぐっとせつなさがこみあげるというか

  いいんですよね。だから、この映画のラストで、フルでかかった時、

  あれ?出だしは、こんな明るめの曲なんだと思った。

G:そうだよなあ。あのサビの部分ばかりがクローズアップされて、

  聴くからなあ。悲壮感、漂うよなあ。

M:そうすると、やっぱり、設定は、不治の病だなあって感じがするよね。

  で、果たして、そうだった。

G:でもさ、なんというか、歌には申し訳ないけど、映画は、全然だね。

M:うん、感動なし。えっ、そうなの?えっそうなの?って、突っ込みどころ

  満載だよね。この映画。演じている女優さんのプロモーション的映画に

  なってるよね。

G:そうだなあ。確かに、この女優さんのファンだったら、喜ぶ内容だろうな。

  ニコッと笑うところだとか、乙女チックな趣味だとか、いじらしいところとかさ。

  でも、今時、こんな子がいるか?って感じを受けたね。

M:突っ込みどころ、その1、フィンランドまで行けてるのに、オーロラが見えなかった

  くらいで、この世で一番運が悪いとか、そう思うなよって思った。

  その2、不治の病で、余命あと一年って言われて、あんなに冷静でいられるか?って

  思うよね。

G:まあ、だから、やりたいことをやろうって思ったんじゃない?

M:でも、あれは、健康な人が想像する態度じゃないかなあ。中高年で、この先

  それほど寿命がない人間が言われたら、ああ、もう終わりにしてもいいかって

  達観した気持ちになるだろうけど、若い人で、あんなにあっさり気持ちを

  切り替えられるだろうか?それに、何の病気かわからないし、症状があまり

  ないっていうのが、どうよって感じもする。

  その3、彼女の親が、冷静すぎるし、気にかけてなさすぎって印象ね。

  あと一年というこんなヤバイ時期に、ひとりでフィンランドくんだりまで、

  行かせるかなあ。普通、ついてくでしょ。もし、なんかあったら、一人で

  どうすんの?って感じだよね。言葉もあまり通じない、病院事情だって、違うだろうし、

  あぶない、あぶない。

G:あの借金100万も、先輩何したら、100万借金ができるんだよって感じ。

  そして、あの店、お客さん、あんまりいなかったでしょ。というか、

  まったくいなかった。そんな店、普通、つぶれるでしょ。そりゃ、いない時を

  見計らって、彼女が来ているのかもしれないけど、あれは経営という感じからして

  ヤバイ状況だよ。潰れちゃうよ。よく、フィンランド行く資金を持っていたなあと

  思う。

M:なんか、きれいな映像とファンタジーを追求している映画なんだなあと思った。

  でも、感動も何もあったもんじゃないね。ラスト、どうして、寒い中、

  あんな明るいうちから、外に出てるんだとか、どうして、一人しかいないんだとか、

  不自然な点が多いのも気になった。オーロラ見るときって、すごーく寒いから

  超防寒着を貸与されるって聞いたことがあるけど、あんな薄着で大丈夫?とも

  思った。手袋も取っちゃうでしょ。凍傷にならないか、心配になっちゃった。

  なんか、中島美嘉さんの『雪の華』を元にした?映画だっていうから、

  見たけど、見なきゃよかった。なんか、なんか、なんか、感動なしでした。

G:フィンランドの雪の森の景色はきれいだったけどね。

  そうだ。恋人が、追いかけていくときに、途中、木が倒れて、通行不能に

  なって、走り出すだすだろ。あれだって、へんだよ。あとどのくらいで

  着くんだったのかわからないし、走って、着くものなのか?

  もし、ホワイトアウトなんかに巻き込まれたら、死んじゃうだろ。

  なんか、現実味がないんだよね。ファンタジーもいいけど、

  もうちょっと、リアルを感じさせてくれないと、見ている俺らが

  気持ちよく、だまされないよね。

M:ということで、はーっと ため息が出る映画でした。

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