ヴィクトリア女王 最期の秘密

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも ジョージです。

M:この映画は、見たかったんだ。ジュデイ・ディンチだし、ヴィクトリア女王に、

  そんなインド人の恋人がいたのーっ!っていう衝撃の事実のことも知りたかったし。

G:ヴィクトリア女王時代って、在位期間がもっとも長いんだって?63年だって。

  すごいねえ。18歳で即位して81歳まで。女王は、終身だもんね。すごいよ。


M:で、イギリスが一番栄えていた時代でしょ。エリザベス1世時代も栄えたけど、

  ヴィクトリア女王時代も栄えたのよね。インドを植民地にしたし、大英帝国で、

  日の沈まない国の女王だもんね。

  その女王が、晩年には、退屈していたとは!

G:長生きすると寂しい思いをするよね。夫や子供、友人も先立たれるし、

  自分にはむかう人間はいないし、すり寄る人はいるかもしれないけど、

  つまらない人間ばかりになってしまう。

M:そこに、現れたのが、インド人の青年。彼の、率直な物言いや優しさが、

  ぐっと彼女のハートをつかんだのね。女王は、この時、68才だったらしいけど、

  年取っても、女は、女。男性に優しくされると、ぐっときちゃうのね。

G:というか、気の合う友達がほしかったんじゃないかな。

  率直におしゃべりできるね。それがしきたりとか規則に

  しばられない外国人であるアブドゥルが最適だったのかもしれない。

M:彼にあってからの女王は、食べて寝るおばあさんじゃなくて、キラキラ輝きだす

  ものね。

G:彼を使用人とした期間は、13年間か14年間ね。本当に最晩年まで、

  一緒にいたんだね。権力者にかわいがられると、そのまわりからは、

  嫉妬に合うよね。この映画でも、アブドゥルは、王室側の職員からは、

  総スカンを食うような状態だった。でも、女王が楯になって守ってくれたから、

  13年間も勤めを果たすことができたんだね。

M:でもね、女王が亡くなってすぐ、アブドゥルとヴィクトリアの間の書簡は、

  すべて燃やされたし、公からは、すべて隠されたんでしょ。

  2006年、シュラバニ・バスというインド出身のジャーナリストが、

  この関係に気づかなければ、いまだに、ベールに包まれたままだった

  ことなのよね。2010年に、本が出されてようだけど、翻訳本は、まだ

  ないようね。翻訳されたら、読みたいかなあ。

G:すごいね。ほぼ、110年間、秘密にされていたことが、明るみに出るなんてね。

  すごいよ。すごい発見だ!

M:歴史上の人物の真実って、ずーっと後になってわかることもあるのね。

  ヴィクトリア女王が、ウルドゥー語で、日記をつけていたらしいのね。

  それは、廃棄されることなく、誰も読むことができなかったので、

  残されてたってことみたい。

  ヴィクトリア女王もすごいね。68才からまったく新しい語学に取り組んで、

  日記もかけるようになっていたなんて、すごい人だ!

  アブドゥルも、日記をつけていたみたいね。それが、甥の孫がトランクに

  いれて持っていたので、両方の日記から、二人の関係がわかるように

  なったっていうんだから、これも興味深いわね。

G:日記って、面白いね。ずーっと後世の人が読むと、面白いものなんだね。

  日本でも、古文書がすらすら読める歴史学者とかいるだろう。

  ああいう人にとっては、昔の書簡とか面白いらしいね。

  俺なんか、日本人であっても、もう100年前の字なんて読めないし、

  解読不能だしね。

M:同じ日本語だって、変化が激しいものね。50年たっただけで、

  そうとう話し言葉は、変わるしね。「やばい」の言葉ひとつとっても、

  ほんの30年前は、女性が「やばい」なんて言ってたら、はしたないって

  感じがしたけど、今や、美しい御嬢さん方が「やばい」を連発しているものね。

  100年前に書かれた手紙が出てきても、わからないわね。

  だから、このことを発見したジャーナリストの方は、ほんとに偉い!

  でも、ロマンチックな話ね。人種を越え、身分を越えて、性別を越え、年齢を越え、

  独身、既婚の別を越え、友情がはぐくまれるのは、素晴らしいことだと思うわ。

  こういう関係、うらやましいなあと思う。

  そう思わない?

G:でも、アブドゥルの奥さんにしたら、複雑な心境だったかもしれないよ。

M:まあ、そうだけど。自分のだんなさんが、いくら女王陛下であっても、

  常にそばにいて、かわいがられてるとなると、複雑よねえ。

  まあ、凡人には、無理ね。必ず、破綻が起きるわ。

  家族か当事者同士か、どっちかにね。

  とにかく、新しい史実がわかって、興味深かったです。

G:でも、女王の力ってすごいね。インドの部屋を作ると言ったら、

  本当に、すばらしいのができちゃうんだから。権力は、

  すごい!たまげた!あの部屋は、今もあるのだろうか?

  そして、見学できるのだろうか?興味が湧くところだね。


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