散り椿

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも、ジョージです。

M:久しぶりねえ。

G:そうだね。ちょっと、間隔があいたね。

M:見たい映画が無かったの。

G:そうだねえ。うーん。

M:秋になったから、新しい映画が出てきたわね。

G:嬉しいね。でもさ、最近は、シネコンが多いじゃない。

  前にも言ったかもしれないけど、すぐ終わっちゃうんだよ。

  人気がないと、上映回数も 少なくなるしさ、すぐ終わっちゃうしさー。

  時間のやりくりがつかないと、見逃すだろ。

  困るよな。こういうのって。

M:そうそう。シネコンって、一か所で、いろいろ見られるのは、いいけど、

  すぐ終わっちゃうのが、たまに、傷。

  さて、『散り椿』。これは、『剣岳』の木村大作監督の作品。

  美しい日本映画を撮りたいということで、つくった作品だそうです。

G:美しい日本映画かあ。たしかに、きれいだったね。でも、

  女性を描くとき、男の理想の女性像だよなあ。

  あんな女性、いるか?って感じがしないでもない。

M:まあ、確かに。じっと耐える女で、か弱い女で、病気になっちゃって

  うーん、確かに、男性がメロメロになりそうな女性像ですね。

  確かに、きれいでしたねえ。

G:椿の木の前の、立ち回りもきれいでしたねえ。

M:椿って、花ごと、ぼとっぼとって落ちるでしょう。それが、武士にとっては、

  不吉ということで、あまり好かれないと聞いたことがありますけど、

  この散り椿という品種は、花びらが一枚一枚散るそうですね。

  この品種の椿、いいなあ。
 
  実は、わたしは、椿好きですよ。竹久夢二が、よく絵のモチーフに使うでしょ。

  椿をイラストとか柄のモチーフで使うと、とってもかわいいのですよ。

G:俺も、椿っていうと、ぼとっとぼとっと散るイメージだなあ。

  花びらが一枚一枚散る、椿はいいよなあ。

M:この映画のストーリーは、完全に、悪者がはっきりとしていて、

  それをあばくいい人たちの対立で、謎があまりないのね。もう、

  悪者は、家老で、家老も悪を隠そうとしない。

G:なんか、悪と善が、早々に、完全にわかっていたよね。

  若殿が御国入りするまでに、決着をつけたいと思っていて、

  家老が、次々とあからさまに、敵対するほうへ、刺客を

  繰り出すのが、面白い。そんなにわかりやすくていいんかい

  みたいな感じ。

M:「思い」っていうのが、この作品の中に深くこめられたテーマで、

  友人への思い、夫への思い、望郷の思い、妻への思い、

  健全な国への思い、悪はいかんとの思い、

  一途な思いが、やはり、美しいと思える原点なんでしょうね。

  正しいと思う生き方を一途に生きること、それが美しい生き方みたいな。

G:一途な思いねえ。損得関係なくねえ。

  いまどき、あんまりいないよねえ。組織の中で、悪に染まらないで、

  生きぬくことは、けっこうつらいよね。厳しいよ。できないよ。

  だから、今、不正だとか、データ改ざんだとか、横領だとか、

  モラルのなさとかが、露呈しているんだよね。

  そういう、現代に、この映画は、ダメなものはダメと言える勇気を

  もとう!と訴えているみたいだ。

M:美しい生き方は、生活も苦しくなるよね。それに、耐えなくちゃいけないし、

  強い精神力がないとできないね。

  まあ、とにかく、美しい日本映画でした。

  でもね、クライマックスの、切り合いね。

  あれ、ちょっと血を噴出させすぎよね。

G:しかも、相手がヨワッチい。いくら剣豪相手だとはいえ、

  ヨワッチすぎるだろ。って、思った。だって、相手の一振りで

  切られたって人もいるんだぜ。そりゃ、武士としちゃ、ヨワッチイでしょ。

  相手だって、命がけなんだもん、そんな簡単に切られちゃ、

  その人の家族も浮かばれないよね。

M;なんか、切りすぎ。あんなに、バッサバッサと人を切り殺していいのか?

  と、ちょっとその辺がね、わたしとしては、ガッテンがいかない。

  切りすぎっていう点ね。

G:でもまあ、美しい日本映画、画面は、確かに美しい日本映画でした。

  

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