さよなら、僕のマンハッタン

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーもジョージです。

M:この映画はねえ、チラシの写真を見て、一目ぼれしちゃったの。

G:えー、このメガネのあんちゃんに?

M:いえいえ、この全体の感じに。なんか、いいでしょ。普通っぽくて。

  ニューヨークというと、ゴージャスな感じ、ウオール街のような

  エリート金融マンが闊歩しているような感じってあるじゃない。

  でも、普通の人もちゃんと生活しているんだ的な空気感が

  ステキだなと思ったの。

  しかもですよ、チラシの売り文句が、サイモン&ガーファンクルの音楽が

  流れる青春物語ときちゃあ、ちょっと見たいなと思いませんか?

G:まあね、サイモン&ガーファンクルと言えば、いろいろ名曲あるもんな。

  ああいう名曲が次から次へと流れるのかなと思っちゃうよな。

M:そうそう、そう思った。でも、私の知ってる曲は、全然流れなかったけど。

   流れたのは、「ニューヨークの少年」らしいけど、全然わからなかった。

   で、いつサイモン&ガーファンクルの曲が流れるんだよーと心待ちに

   していたけど、全然流れないので、がっかりして見ていたのよ。

   なんだ、想像していたのと違ったってね。

G:両親の不倫問題を阻止する方向に行っちゃったからね。

  なんだ、つまんねえと思っちゃった。

M:最初は、気弱な純情青年と思ったの。ミミという女子大生と付き合っているのだけど、

  ミミには、別に恋人がいて、自分は彼氏じゃないことに、ちょっとショックを受けている。

  アパートの隣人に中年のおじさんが越してきて、彼に妙な人生のアドバイスを

  始める。ミミとのデートの時、父親が美人とデートしているところを目撃して、

  躁うつ病の母に害が及ぶとヤバイと、父親の不倫阻止をしようとしたら、

  ミイラ取りがミイラになってしまい、父親の不倫相手と関係を持ってしまう。

  ここまでくると、なんだよ、この映画!って思っちゃった。

  やっぱり、普通の女の子より、成熟美女に惑わされるんだなと。

  ミミの方は、自分から、美女の方に乗り換えられて、ちょっと腹立って、

  こっちを向いてほしい気持ちになってきたのがおかしいけど。

G:なんだかなあって話だったよね。普通と思いきや、出版会社社長の息子だから

  そこそこ金持ちのボンなんだよね。

M:作家志望で、独立して、働いてんの?そうか、父親からキャリアカウンセラーの予約を

  取ってもらっているから、就職活動中ってとこかな。

G:大学卒業して、何をするか迷う季節の物語なんだな。ニューヨーク版、早春物語かな。

M:そうね。年上の美人さんと関係して、その美人さんは、自分を実は自分を愛して

  いるわけではなくて、父親にぞっこんで、ショックを受ける。その腹いせに

  父親にすべてをぶちかまし、すべてをぶちこわしてしまう。

  美人さんは去り、女友達は、クロアチアに去り、一人、作家修行を続ける

  決心をする青年、トーマス。でも、トーマス自身にも、新たな事実がふりかかる。

  隣の住人の中年男は、実は、実のお父さんだったなんんてね。

  ショックというか、俺の両親、なんてことしてくれたんだよーって感じだわね

G:でも、そこんところは、ニューヨークっ子だから、そういうこともありかなみたいに

  そんなにひどく落ち込むこともなく、受け入れていくというのが面白いね。

  作家の父親にも、何で捨てたんだとも詰め寄らないしね。

M:サイモン&ガーファンクルの曲がなかなかかからないので、想像していたのと

  違ったと落胆したけど、その新たな事実が出てきてからが、面白かったわね。

  あーそういうオチがひそんでいたのかー、憎いねという感じ。

G:そうだね。父親の不倫をぶち壊すだけの映画だったら、むしろ面白くなかった

  かもしれない。自分の出自の秘密も暴けたから、面白かったのかもしれない。

M:ニューヨークのきらびやかな感じもいいけど、こういう普通っぽい感じも

  たまらなくいいのよ。私が映画に最初にはまった作品、『ジェレミー』を思い出すわ。

  あれは、高校生の物語で、やっぱり女の子にあまりモテないメガネ君。

  ニューヨークの冬の感じが良かった。あの時、ピザ屋でピザを食べるシーンが

  あるんだけど、当時日本では、ピザなんて普及してなかったから、

  お洒落だなあって思って見てた。今じゃ、デリバリーピザも街中でピザレストランも

  普通に存在しているけどね。あれから40年以上経っているものね。時代は変わって

  当然。でも、この映画、『ジェレミー』みたいな感じかなと一瞬思ったのね。

  全然違ったけど。でも、まあ、いい映画でした。成長物語として、よくできていました。

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