今夜、ロマンス劇場で

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも、ジョージです。

M:今回の映画は、ウッデイ・アレンの『カイロの紫のバラ』に、似ているというので

   見たかったのです。

G:ウッデイ・アレンは、多才な人だよね。天才といってもいいね。

  次々とあっという作品を作るだろ。しかも、ひとつひとつ似た作品がない。

  もちろん、セリフ回しだったり、感じは似てるけど、

  発想が豊かという点で、すごい!

  映画から、人が飛び出してくるという発想もすごかった。

  僕は、あの映画を見たとき、びっくりしたよ。

  ひゃー、こんな映画があるんだってね。

M:この映画も、映画の中から、飛び出してきたわね。

  
G:飛び出してきた。どこか『ローマの休日』ぽいかな。

  しかも、しゃべり方が、綾瀬さんだからか、なぜかバルサのしゃべりに

  なっていたね。『精霊の守り人』やってたから、そっちのしゃべり方が、

  引きずられているという感じで、あれ?バルサが女の恰好してる!

  って思ったよ。

M:綾瀬さんの衣装がいいわね。クラッシックで、清楚できれい。

  とっても良かった。

G:時代背景は、昭和37年とか、映画全盛時代だろ。それに、劇場も

  レトロな感じで、ちょっと『ニュー・シネマ・パラダイス』チックだったなあ。

  そういう背景とか衣装とか小物使いとか、すっごくいいんだ。

  でも、ストーリーが乗れなかったなあ。

M:ふれると消えちゃう。ふれないで、数十年一緒にいたんだけど、

  彼女は、どうやって生きていたのか、飲まず食わずでもよかったのか、

  洋服はどう工面していたのか、なんだか、よくわからなかったなあ。

  病院に入院している男の回想物語なんだけど、現実にスクリーンから

  飛び出してきた女子がいるのは現実なんだけど、数十年一緒に

  生きていくのは、無理じゃない?

G:うん、なんかの拍子に映画から出てきて、なんかの拍子で、スクリーンに

  帰っていくというストーリーの方が面白いかも。一夜限りのデートとかね。

  その方が、ファンタジーで済まされるだろ。数十年一緒だったのかー

  と思うと、スクリーンから飛び出てきた人が、生きていけるのかと

  心配しちゃうよなあ。

M:そうねえ。突飛すぎるわね。ファンタジーでも。

   ちょっとついていけない部分もあった。力技で、押し切ったと

   いう感じかしら。

   綾瀬さんがきれいだったので、まあ、いっかという感じでした。

   ラストに出た、綾瀬さんのスチール写真、どれも、かわいくて

   あれ、絵葉書にして、売ってもらいたかったわ。

G:そうだね。時代背景や衣装、小物、小道具、大道具造りは

  すごいいいなあと思った。俺の実家で使っていたのとそっくりな

  茶箪笥も出てきたし、びっくりしたよ。あれー、あれ、うちの箪笥じゃ

  ないの?なんて、本当に思った。

M:へえーそんな茶箪笥あったのね。わからなかった。

  昭和レトロって、やっぱり流行りなのね、今。

G:ちょっと前は、カッコ悪くて、古臭い感じがして、捨てたり、敬遠したけど、

  時間が流れると、今度は骨董とかヴィンテージの価値が出てきて、

  よくなるよなあ。アー捨てないで、持っておけばよかったとか

  そういう物もあるよなあ。

M:昭和レトロを堪能するなら、うってつけの映画かもしれないわ。

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