幼な子 われらに生まれ

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーもジョージです。

M:今日の映画は、『幼な子 われらに生まれ』です。

   ちょっと家族関係が複雑で、最初理解できなかったですが、

   だんだんとわかってきます。

G:最初は、実の子供との面会日だったんだよな。

M:そう、沙織ちゃん。で、うん?!となる。このお父さんと呼ばれている男は、

  再婚して、今は別の家庭を作っている。そこには、再婚した妻の子供が

  二人いると。

G:その子供の一人は、なついているけど、もうひとり、おねえちゃんにあたる

  女の子は、なつかないというか、ただいま反抗期真っただ中。

M:さて、この男は、どうなっていくのでしょうか。という物語。

  破局して、再婚ってよくするなあと私なんかは、思っちゃった。

  結婚って、めんどくさいじゃないですか。だから、最初の結婚を

  やめたんでしょ。

G:でも、実際、結婚して、二人で生活してみないと、それぞれの考えとか

  わからないんじゃない?時間が経つと考えも変わるしさ。

  男の場合、元妻は、バリバリのキャリアを積みたいと考えていて、

  子供を持ちたくなかった人だな。男の方は、子供が欲しくて

  たまらなかった人。これはそもそも将来に対する二人のビジョンが

  違っていたんだね。

M:学生時代に知り合って結婚すると、そうなるかも。女子も、仕事か子供か

  どうしようか迷うでしょ。ねっから子供が欲しい、子育てしたいと考える女子も

  いるけど、仕事に生きたいわと考える女子もいて。この男は、

  前者の女子と結婚すれば、そもそもうまくいってたかもしれない。

G:でも、うまく出会わないというのが、現実だ。だから、こういう問題が起きる。

  連れ子再婚って、よく義理の夫からその子供が虐待されるという

  ニュースを聞くよね。俺は、認識が偏っていたかもしれないけど、

  そういうニュースに慣らされちゃっているから、どことなく連れ子と義父って

  虐待関係があるみたいにとらえがちだけど、ニュースになるくらいだから

  そういうのはまれで、ほとんどの連れ子再婚では、この映画のように

  連れ子であっても、いいお父さんになろうと奮闘する人がほとんどなんだよなあと

  思い知らされたということだ。

M:うーんそうねえ。思春期にある女子って、そういうところ敏感なのかも。

  この映画の小学生の薫ちゃん、小学生にしては、すごーく大きくて

  えっ、この子ほんとに小学生って思っちゃったけど、

  今の子は、大きいものね。そうすると、義理の父は、父であっても

  やっぱり他人であって、なんかそういう人と一緒に住んでいるのはいやと

  いう感じは持つよね。これは、たぶん本能的に。

G:そうだな。連れ子の女の子と義理の父というのは、微妙だよなあ。

  そのあやういバランスの中で生活するというのは、なかなか

  つらいかも。

M:ここでは、子供と義理の父が、本当の父になれるかどうかが

  重要なポイントなんだね。この男は、自分の娘から、

  娘の義理の父が、ガンにかかって瀕死なのに、悲しくないと

  言われる。男は、ちょっとは共感するものの、逆に考えれば、

  今自分のうちにいる義理の娘も、同じように考えてるはずと

  気づくことだよね。男は、愕然とするけれども、

  本当の娘の心境の変化が訪れるんだよね。

G:そうそう、そこがこの映画の一番の盛り上がりで、泣かせ所だよね。

M:うん、思わずウルッてきちゃったもん。

G:あの本当の娘の沙織ちゃんの演技が良かったね。

M:そうそう。あの子の演技で、ウルっときちゃったんだから。

G:本当の父親が、別の家族でもお父さんと呼ばれていることを

  見ちゃったんだね。ショックだよね。あれー自分は、そこに

  居場所はないって。実のお父さんなのに、お父さんじゃないって。

  ショックだろうなあ。

M:そこからの心の変化が見事!

G:そうそう気づくんだよね。義理のお父さんが、どんだけ自分に

  愛情を注いでくれていたかを。自分には、そこしか家族はいないんだと。

M:悲しいと思えないんだと言ってた娘が、心から号泣するシーンは、

  本当に、泣けた。

G:男は、義理の娘に本当のお父さんに会わせるようセッティングするんだよね。

  合せたうえで、判断させようと。

M:娘は、会わなかったんだよね。でも、あれ、物陰から見ていたような気がする。

G:俺も。様子をうかがって、やっぱりやーめたになったんだと思う。

  宮藤官九郎さん演じるダメおやじが、実にはまっていたね。

M:でも、ぐれおやじだったけど、本当の娘に会うときには、ちゃんとスーツ着て、

  プレゼントまで用意して、えらいじゃんと思った。

  ぐれおやじでも、一分の愛情はあったようだね。

  でも、こういう男の人多いと思う。子育てなんてめんどくさい。女が

  やればいいんだって人。子供の泣く声がうるさいって人。

  いるよね。

  女子は、結婚するとき、くれぐれも男の本性を見抜いてから、決断する

  べきね。自分が不幸にならないためにね。

  とにかく、感動しました。

G:そうだ。この映画の浅野忠信さんって、不謹慎かもしれないけど、

  お顔が〇〇〇殿下に似ているような気がした。

M:浅野さんって、達者な役者さんよねえ。『沈黙』では、冷徹な知恵者の

  武士だったし、ここでは、家庭的ないいお父さんだし。どれが、素顔に

  近いのかわからない部分がある。まさに、カメレオン役者。それに

  なりきりですね。

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