男と女

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも ジョージです。

M:今日は、懐かしい映画ですね。

G:不朽の名作だね。

M:今回は、公開から50周年ということで、デジタルリマスター版で劇場で公開
  
  されたんですね。画像もはっきりくっきりということですね。

G:うーん、そこのところがね。今回見て、こんなにくっきりさせちゃっていいのか

  という感想もあるなあ。俺が見たのは、名画座だったからねえ。

  ぼけた感じとかざらつき感とかそういうはっきりくっきりじゃない劇場で

  見たからね。その時の印象が強烈で、今回見て、テストコースを

  走るシーン、一人で走ってたのかと思ったら、助手席に人がいた

  のを発見したとか、あれ?ここのところモノクロだったと思ったところが

  カラーだったり、ちょっと印象が違った。

M:私も、公開50周年だから、その間に、いろんな撮影秘話が語られて

  きたじゃないですか。車に乗って二人の会話が進むシーンは、

  あれは、止まっている車を外側から揺らして撮影したとか。

  今回それを見ると、はっきりくっきり映っているからかわからないけど

  あー、ほんとだ。止まっている車内を撮ったんだということが

  わかっちゃった。

G:そういうところがわかると、ちょっと興ざめしちゃうんだけど。

M:まあね。でも、そんな小さいところより、やっぱり、今見ても

  ステキ!アヌーク・エーメは、今見たって、美しいし、

  ジャン・ルイ・トランティニヤンもカッコいい。

G:不思議だよね。こっち側は、どんどん年をとっていて

  最初に見たのは、中学生くらいの時で、大人の映画って

  印象だった。で、映画の中の彼らは、30代半ばか後半の設定だと

  思うけど、自分たちもとっくにその年齢を過ぎてしまったけど

  今見ても、映画の中の彼らは大人だなあと思うのは、

  俺たちが、精神年齢が低いってことなのかな。

M:そうね、なんかあんな大人っぽい30代を過ごさなかったしね。

  ところで、これが作られた1960年代って、今みたいなグローバル化が

  まったくなくて、各国がそのままその国らしさがあったでしょ。

  フランスならおしゃれで、大人の国って感じね。

  今みたいに日本のアニメとかコスプレに夢中になる人がいるなんて

  思わなかったくらい。アニメとか漫画とか、鼻でフンって感じで

  子供ねって言われそうな感じの時代だった。

  そういうフランスらしい感じが出ていていいなあと思った。

G:そうだね。ネットで、ファッションもカルチャーもあっという間に世界中に広まって

  世界が均質化しているような感じだしね。それが、1960年代は、まだまだ

  その国の特徴が出ていた感じがするっていうね。

  確かに、この映画を見て、本当にフランスにあこがれたものだよなあ。

  大人の男と女は、こうであるべきって感じ。心の中に複雑な思いを抱いている

  っていうか。しかも、真面目で真摯に事にあたっていることがいい。

M:そうね、真面目っていいわね。今って、人間関係でも裏の裏を読まなくちゃとか

  男女の駆け引きでも軽かったりね。

G:実は、この映画を何回も見ているんだけど、もう次にどんなシーンかわかるし

  どんな展開になるかもセリフだってわかるんだけど、飽きることがないね。

M:また見たいって思う。そんなにないわよね。何回見ても、飽きない映画って。

  私でいうと、うーん 『ローマの休日』かな。これも、何回見ても、展開とか

  セリフとかもわかっちゃうけど、飽きない。また見たいって思う。

G:そういう映画の1本だね。あまりないね。

  だから、50周年記念で劇場にかかるんだと思うけどね。

  そういう目で見ると、実に映画的なんだね。

  だって、お互いの職業を語る時、セリフで「テストドライバーなんだ」

  とか「スクリプター」なんだと言えばいいんだけど、

  全部 映像だしね。しかも、セリフなし。延々とその様子を

  画像で見せる。無音ではないけどね。車の轟音とか

  音楽とかラジオの音とかあるんだけど、セリフより

  画像というのが、映画的だよね。

M:そう、絶妙!音楽もいいんですよ。そのシーンに合った、人物の心情に

  寄り添った音楽ね。セリフは最小限にして、心情の移り変わりとか

  微妙な心のひだとか映像で見せるのはさすが。

  この映画って、これで完成形ね。足しても、引いてもいけないみたいな

  感じ。引いちゃっても崩れるし、足してもだめ、ちょうどいい感じ。

G:アヌーク・エーメを見ると、俺は、向田邦子さんを思いだすね。

  美人だし、おしゃれだし、理知的だしね。

M:髪型も似てたりして。

G:だからさ、向田さんも、こんな大人な恋愛してたのかなあと

  思ったりしてね。

M:あのムートンのコート、ステキねえ。あったかそうで。

  最初見たときも、いいなあと思ったけど、今見ても、ふっかふかで

  あったかそう。

  この映画見たとき、一度でいいからドーヴィルっていう町に行ってみたいなあと

  思ったけど、いまだ実現できていません。いつ行けるかな。

  でも、行ったとしても、この映画の時の面影なんて全然なかったりね。

G:そうだねえ。この映画でも、工事しているようで、ブルドーザーとか映って

  たもんな。開発途上のときに撮影されていたかもね。

  老人と犬が歩いていたウッドデッキとかあるかなあ。

M:そうねえ、あの桟橋とかね。あるといいわね。

  いつか行きたいわね。

G:そうだな。まあ、行ったとしても、あの二人はいないんだけどね。


M:とにかく、本当にステキな映画だったわ。

  DVDじゃなく、大画面で見られて嬉しかった。

G:何回も見ているけど、本当に見飽きない、すごい映画だ。

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