木靴の木
M:こんにちは。ミッシェルです。
G:どーもジョージです。今日の映画は、1978年の映画だ。
俺が、学生の頃だな。タイトルだけは、知っていたんだ。いい映画らしいと
いうことも。だから、38年を経て、ようやく見ることができた。
あの頃で、有名な映画で、こういう感じので、『旅芸人の記録』だったかな?
それもまだ見てないから、もし、リバイバル上映があれば、見てみたいな。
M:この映画、長かったなあ。悪いけど、眠気に襲われてしまった。
G:俺も、こんな映画とは、思わなかった。
つまり、19世紀末だから、1890年とかそのくらいの時代のイタリアのある農村
地帯の話。日本では、明治だね。ちょうど、『あさが来た』の広岡浅子の時代だね。
今からでは、想像もつかないけれど、イタリアも日本も、その頃は、こういう環境に
人々はおかれていたんじゃないかな。大地主からは、搾取され、一般農民いわゆる
小作人は、地べたをはって生活するみたいな感じかな。
それから130年、劇的に世界は変わったんだね。
いや、戦後70年で劇的に変わったのかな。いや、平成以後のこの30年くらいが
もっと世界を変えたというか、インターネットの普及からだと思うから、
この20年で劇的にまた変化したんだな。グローバルという言葉も、
インターネットの普及からだよね。
M:うん確かに。インターネットは、世界を身近なものにしているわよね。
瞬時に世界中に情報がかけめぐるし、日本のサブカルチャーがいいって
世界から見られるようになったのも、ネット以後だと思う。
昭和っていうと、もう古いって感じだものね。
この20年~30年で本当に劇的に世の中は変わったわね。
G:だから、こういう映画は価値があるのかも。
地味だろ。農民の日常をそのまま描き出しているという点で。
こんなの忘れ去られちゃうだろ。こんな時代があったなんて
具体的に映像で残さなけりゃ、想像もできない。
日本でも、もっと残すべきかもしれないなあ。
M:いやあ、でも、無理でしょう。もう風景自体が、激変しているから、
戦前くらいまでの風景を探すっていったって、無理。
ダムの下に沈んでしまった村とか多いって聞くし。
伝統的街並み保存に指定されて残されているところに
しか、昔の風景はなくなっているんじゃない。
そういう意味では、眠くてしかたなかった映画だけど、
価値ある映画だったかも。
G:俺たちの先祖は、こんなふうに貧しい中でも、みんな助け合って
細々と暮らしてたんだってね。今、貧困家庭が多くなっていると
いうけど、この映画を見るとね、もっと自立してなんとかふんばらなきゃ
いかんのかもしれないなあ。
M:貧しくても、なんとか食べていける社会の実現かあ。
今って、便利でシステム化されてて、なんでもお金を出さなきゃいけなくなって
山に入って、何か採集して、食いつなぐってことはできないでしょう。
昔も厳しかったけど、今も厳しい。どうやってこのシステムの中で
生きていくか大変だわ。
G:でもさ、この映画を見ると、俺らは、まだ恵まれているんだと思うよ。
なんとか食いつなぐ手立ては、考えられると思うんだ。
知恵を絞って、手だてを探して、あとはやる気かな。
ちっともこの映画の感想じゃないけど、なんか、なにも主張してなくて、
淡々と農民生活を描いているだけなんだけど、考えさせられる部分が
多かったね。昔の生活をただ見せるというだけで、大きな意義が
あるのかもしれない。最近の映画には、こーゆーのまったくないけどね。
M:ほら、昔、倉本作品に『北の国から』ってあったでしょ。あれって、
北海道の富良野の生活を淡々と描くことでも、十分、インパクトあったでしょ。
ああいう感じね。地道に生きている人を描いて、何かを感じさせるみたいな。
北海道の大自然の美しさと厳しさを映し出すだけで、もうなんというか
感動がおしよせてきたものね。そういう感じかしら。
G: 学生時代に見られなかった映画をようやく見られたので良かった。
ためていた宿題をやっとやったって感じかな。あとは、
『旅芸人の記録』か。
M:リバイバルしてくれるといいわね。
G:どーもジョージです。今日の映画は、1978年の映画だ。
俺が、学生の頃だな。タイトルだけは、知っていたんだ。いい映画らしいと
いうことも。だから、38年を経て、ようやく見ることができた。
あの頃で、有名な映画で、こういう感じので、『旅芸人の記録』だったかな?
それもまだ見てないから、もし、リバイバル上映があれば、見てみたいな。
M:この映画、長かったなあ。悪いけど、眠気に襲われてしまった。
G:俺も、こんな映画とは、思わなかった。
つまり、19世紀末だから、1890年とかそのくらいの時代のイタリアのある農村
地帯の話。日本では、明治だね。ちょうど、『あさが来た』の広岡浅子の時代だね。
今からでは、想像もつかないけれど、イタリアも日本も、その頃は、こういう環境に
人々はおかれていたんじゃないかな。大地主からは、搾取され、一般農民いわゆる
小作人は、地べたをはって生活するみたいな感じかな。
それから130年、劇的に世界は変わったんだね。
いや、戦後70年で劇的に変わったのかな。いや、平成以後のこの30年くらいが
もっと世界を変えたというか、インターネットの普及からだと思うから、
この20年で劇的にまた変化したんだな。グローバルという言葉も、
インターネットの普及からだよね。
M:うん確かに。インターネットは、世界を身近なものにしているわよね。
瞬時に世界中に情報がかけめぐるし、日本のサブカルチャーがいいって
世界から見られるようになったのも、ネット以後だと思う。
昭和っていうと、もう古いって感じだものね。
この20年~30年で本当に劇的に世の中は変わったわね。
G:だから、こういう映画は価値があるのかも。
地味だろ。農民の日常をそのまま描き出しているという点で。
こんなの忘れ去られちゃうだろ。こんな時代があったなんて
具体的に映像で残さなけりゃ、想像もできない。
日本でも、もっと残すべきかもしれないなあ。
M:いやあ、でも、無理でしょう。もう風景自体が、激変しているから、
戦前くらいまでの風景を探すっていったって、無理。
ダムの下に沈んでしまった村とか多いって聞くし。
伝統的街並み保存に指定されて残されているところに
しか、昔の風景はなくなっているんじゃない。
そういう意味では、眠くてしかたなかった映画だけど、
価値ある映画だったかも。
G:俺たちの先祖は、こんなふうに貧しい中でも、みんな助け合って
細々と暮らしてたんだってね。今、貧困家庭が多くなっていると
いうけど、この映画を見るとね、もっと自立してなんとかふんばらなきゃ
いかんのかもしれないなあ。
M:貧しくても、なんとか食べていける社会の実現かあ。
今って、便利でシステム化されてて、なんでもお金を出さなきゃいけなくなって
山に入って、何か採集して、食いつなぐってことはできないでしょう。
昔も厳しかったけど、今も厳しい。どうやってこのシステムの中で
生きていくか大変だわ。
G:でもさ、この映画を見ると、俺らは、まだ恵まれているんだと思うよ。
なんとか食いつなぐ手立ては、考えられると思うんだ。
知恵を絞って、手だてを探して、あとはやる気かな。
ちっともこの映画の感想じゃないけど、なんか、なにも主張してなくて、
淡々と農民生活を描いているだけなんだけど、考えさせられる部分が
多かったね。昔の生活をただ見せるというだけで、大きな意義が
あるのかもしれない。最近の映画には、こーゆーのまったくないけどね。
M:ほら、昔、倉本作品に『北の国から』ってあったでしょ。あれって、
北海道の富良野の生活を淡々と描くことでも、十分、インパクトあったでしょ。
ああいう感じね。地道に生きている人を描いて、何かを感じさせるみたいな。
北海道の大自然の美しさと厳しさを映し出すだけで、もうなんというか
感動がおしよせてきたものね。そういう感じかしら。
G: 学生時代に見られなかった映画をようやく見られたので良かった。
ためていた宿題をやっとやったって感じかな。あとは、
『旅芸人の記録』か。
M:リバイバルしてくれるといいわね。
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