黄金のアデーレ

M: こんにちは。ミッシェルです。うーん あけましておめでとうと

   言ったほうがいいかもしれないけれど、年末に見たのですが、

   掃除とか買い物とか煮物作りとかで忙しくて、語る時間がなかった

   のよね。紅白も終わって、やっと一息ついて、映画について

   話そうかということになりました。

G:あけおめ!そうなんだよ。年末、こき使われたからね。

  いやあ、やっと落ち着いたね。

M:この映画は、クリムト好きだったら、絶対に見たい映画よね。

  あの絵には、そんないきさつがあったんだって、初めて知ったわ。

G:個人蔵のものを、ナチが奪って、そのままオーストリアのものになって

  いたなんてね。そんな絵がまだまだたくさんあるっていうじゃないか。

  知らなかったね。

M:私ね、ヨーロッパは、もうナチの亡霊というか、影響というか、

  そういうものは、まったくなくなっていると思ってた。

  昨年、日本も戦後70年で、いろいろ戦争の番組をやっていたり、

  原爆のことは、今でも話題になって、戦争の記憶というのは、

  まだまだあるんだけど、アメリカにしても、ヨーロッパの国々にしても、

  表面に出てないだけで、個人の記憶には、まだまだ、戦争の

  忌まわしい事柄は残っているんだということがわかったわ。

G:アデーレの姪の人は、母国を追われて、アメリカに住んでいて、

  母国なのに、帰りたくないと思っているんだよね。

  それと、元の家が、もう別のものに使われているっていうのが

  納得いかないだろうね。自分の家だったところが、売ったわけでも

  ないのに、所有者が違う人になっているっていうのは、

  ムッとするよね。戦争が終わった時点で、元の持ち主に返るべき

  だと思うよね。

M:あの絵の、評価額が先行して言われちゃうけど、何億円だとかね。

  関係のない者たちは、そういう下世話ことを気にしちゃう。

  でも、当事者にとっては、かわいがってくれたおばさんの絵だものね。

  手元に戻したいわよね。

G:結果として、元に戻って良かったけどね。

  あの絵は、アメリカにあるんだね。知らなかった。

M:ところで、あの絵のモデルになったアデーレを演じた人は、本当に

  きれいな人ね。あーこんな人がこの絵のモデルなんだと想像できて

  嬉しかった。

G:モデルから絵に映る時があっただろ。逆かな 絵からモデルかな?

  本当に描かれた彼女そっくりだったので、びっくりした。

  でも、ヘレン・ミレンという女優さんは、いいねえ。

  スカッとするよ。ああいう女優さんは。強い女性というか

  自立している女性っていうのは、いいねえ。

M:そうね。私も好き。メリル・ストリープ系統というか。

  カッコいい。昔でいうと、ジェーン・フォンダとか。

  クリムトの絵にまつわる映画だけど、なんかすごーく

  いろんなことを考えさせれた映画だったわ。

G:人生いろいろって感じだったなあ。だって、あの姪の人は、

  お嬢様だったわけだろ。でも、国を追われて、アメリカで

  ささやかな服のお店と自宅と、まあそれでもすごいけど、

  お嬢様生活にくらべれば、だいぶ下がっちゃったよね。

  あの弁護士だって、著名な作曲家の子孫だけれども、

  今は普通の弁護士でさ。そうなんだなあ、お嬢様だったりしても

  著名な作曲家の子孫だったとしても、自分でなんとか人生

  切り開いていかないといけないんだなあと思った。

M:とにかくいい映画でした。そろそろ2015年の映画を

  ふりかえっての季節なんですけど、これはランクインしますね。

  確実です。

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