FOUJITA

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M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーもジョージです。

  いやあ、この映画、高尚すぎて、俺には、わからん。

M:うーん、確かに。レオナール・フジタ、藤田 嗣治の絵は好きなんですけどね。

  乳白色の肌の美女、黒の輪郭線、独特の藤田的なお顔

  秋田の絵とか、子供の絵とかとてもかわいいから、

  そういう絵から想像してた藤田嗣治とは、ぜーんぜんイメージが

  違ってた。

G:小栗康平監督の作品は、『泥の河』しか見てないから、なんともいえないけど、

  こういう静寂な映画を撮る人なのかなあ。

  1シーン1シーン、絵画を見るような感じだよね。どれも、構図がばっちり

  決まってて、風景のところとかまったくそう。映画じゃなくて、一枚の

  風景画を見ているような感じだった。

M:ほんとに、1シーン、1シーンはとてもきれいなんだけど、

  うーん、退屈しちゃった。

G:悪い、俺、眠っちゃった。ああいう静かな映画は、眠気を誘うよね。

  でもさ、明るい面を全く出さなかったよね。あの風采からすると

  もっと明るくて、おちゃめな人かと思ってた。

M:画家の中で、戦争責任取らされて、二度と日本に帰ってこなかった人でしょ。

  そうとう日本にうんざりしていたのかもね。

  監督は、そういうところ描きたかったのかしら。

  戦争と藤田の関係。終わり方も唐突に終わっちゃったでしょ。

  私、日本を去るところで終わるのかと思ってたけど

  そうじゃなかった。

  なんかどっちつかずだったかな。乳白色を追究していた藤田を

  描きたかったのか、戦争への思い描きたかったのか、

  よくわからなかったなあ。

G:伝記ものの映画って、多いよね。案外、あれ?意外と面白くないって

  ことがさ。この間見た『ターナー』もそうだった。イギリスの巨匠と言われる

  画家だから、さぞや面白い人生かとおもいきや、そうでもない。

M:そうよね。私たちが、見て知ってたターナー像とは違って、

  太っちょのしかめっ面のおじさんだったものね。

  私、もっとナイーブな線の細い人かと思っていたら違ってた。

G:絵から想像する人物像と実際の人物とは、ずいぶん乖離が

  ありそうだね。

M:あーでも、藤田は、あのおかっぱ頭と、黒メガネと猫好きと

  沢山のこどもの絵から想像すると、もっと明るくておちゃめだと

  いいんだけどねえ。そもそも武士の家に生まれたというから

  考えはお堅いのかもしれないけど。

G:ところで、映画の中に出てた、赤いタピスリー見に行ったよな。

M:ああ、そうそう、一角獣とお姫様だっけ?4枚か6枚か連作の。

  私も、あーあれ見た!と思った。藤田も見ていたとは。

  感激、時代は違えど、同じ作品を見たんだものね。

  それから、ラストに出てきた、教会、行ってみたいなあ。

  すごくステキな教会よね。

G:フランスのランス市にある、ノートルダム・ド・ラ・ぺ教会だって。

  いつかだねえ。ここのところ、フランスは、テロ騒ぎで

  大変だから。

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