ソロモンの偽証 後篇 裁判

M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも ジョージです。

M:待ってましたよー。ジリジリしてた。早く後篇やってくれないかなあ と。

G:ほんとだよね。すっきりしないよね。たぶん1ヶ月くらいかな。待ったねえ。

M:前篇、後篇という作りってあまりないでしょ。

G:そうだよなあ。俺が知る限りでは、『風と共に去りぬ』?

  テレビで見た時、はい この次は 来週ね となった時の待ち遠しかったこと。

  中学生くらいだったけど、長かった!

M:で、ソロモンの偽証 のソロモンって誰?

G:うーん、やっぱり あの子じゃないの?あの ほら、弁護人役やった彼。

M:そうなのか。やっぱり。でも、彼女でもありうるでしょ。ほら、じゅりちゃん。

G:そうしたら、彼女でもありうる。検事役の涼子ちゃん。
 
  みんな 少しずつ 何かを隠している。

M:なるほどねえ。現実世界でも、みんな少しずつは、何か隠しているもんね。

  いやあ、でも偉いねえ。中学生で あんな模擬裁判ができちゃうなんて。

  尋問を考えるだけでも大変よ。どうしたら、真実にぶち当たるのかをさぐる

  尋問ね。弁護人役の神原くん、いじめっ子の大出くんを追い詰める質問を

  するじゃない。あのシーンは すごかったね。泣けました。

G:そうだね。最近あった川崎中学生殺人事件を思い出すよね。

  同じような状況だろ。あの犯人に こういうふうな尋問をしたら、

  どう感じるだろうか?と思ったね。良心の呵責があるだろうか。

  もともとそんなことは感じないのだろうか?

M:この映画でも、いじめっ子の家庭にそもそも問題があったでしょ。

  父親が暴力がひどかったって。連鎖するのかしらね。やっぱり。

  ニュースでも、DVのことがよく取り上げられるけど、男性って

  身体的に女性より力が強くできているんだから、暴れられると

  本当に怖いわよね。

  この間、ファミレスで、隣に大学生の男女6人のグループが座ったの。

  もう、うるさいったらないの。なんで普通の声でしゃべれないのかしら。

  がなり立てながらしゃべるのね。もう こちらの話声が聞こえないの。

  不愉快きわまりないけど、大学生で 体が大きいし、そんな男子が

  4人もいちゃ、こっちは怖くてたまらないから、文句のひとつも

  いいたかったけど、いんねんつけられるのもいやだから
  
  さっさと席を立ってきちゃった。もーあいつら ふざけんな!と言いたい。

  だから、ほんと、男子の暴力ってホントに怖い!!

G:うーん、男の俺としては、なんともいいようがないけど、

  それは、個人差あるよなあ。俺は、絶対 平和主義者なんだよな。

  だから、むしろ、いじめられっこになる可能性が強い。

  俺も、逃げるね。そういう やからが近くにいたら。

  かかわらないほうが 安全だし。

M:そうよね。みんな 逃げるわよね。

G:だから、涼子ちゃんが 大出くんらの樹里ちゃんや松子ちゃんのいじめを

  見た時に 見て見ぬふりをしたのは、うーん、普通の反応だよな。

  とばっちりをうけたくないもんな。

  だから、投書で 大出くんが犯人と名指しされたとき、

  今度は安全地帯からの攻撃だから、ここぞとばかり

  みんな大出くんを叩くんだよね。今まで、我慢してきたぶんが

  吹き出すんだよ。

M:つまり原因をつくった方は、結局は因果応報でそのやった分だけ

  いずれは自分に返ってくるってことね。

G:自殺した柏木くんが、涼子ちゃんに「それが一番悪質なんだよ。偽善者」と

  非難された時、どうして言い返せなかったんだろう。

  「あら、柏木くんは、助けないの?あなたこそ、偽善者じゃないの?」と。

M:そうね、そうしたら、柏木くんは、どうしたかしら。人を非難する資格が

  あったかしら?

G:これを見てて、結局、柏木くんは、どうして死を選んだのかわからない。

  引きこもりになって、このくだらない世の中を自分で変えてやろうという

  気概も持てなくて、ただ非難してばかりで死んでしまっただろ。

  その先を考えなかった柏木くんの弱さでもあったね。

  過酷な状況の中、生きていこうと考えた神原くんのほうが

  正しいよね。なんとか変えていこうという気持ちにも

  つながるからさ。

M:柏木くんは、本当にナイーブだったのね。汚いことがうずまく世の中に

  我慢がならなかった。中学生時代ってそういうところあるわよね。

  大人がきらいってとこ。私も 聖なるものにあこがれたことも

  あるし。

G:へえーそれってどういうこと。

M:まあ、キリスト教のイメージよね。ほら、女性が白いベールかぶって

  教会の中で祈っているシーンってあるでしょ。ああいう静寂と清純とか
  
  そういうイメージね。そういうのにあこがれた。だから、ミッション系の

  高校とか行きたかったなあ。

G:なるほどねえ。

M:でもね、結局、高校で世界史とか習うと、キリスト教とかカトリックとか

  その宗教ゆえに残酷なことやってるわけじゃない。弾圧とかね。

  もともとのイエスのやってきたこととはかけ離れていくというのがね

  いやだなあと思ったの。結局、他の組織と一緒じゃんって。

  でも、マザー・テレサのこととか考えるとああそういう人もいるんだなあと

  正直にすごいなあと思うこともあるけど。

G:まあ、理想だよね。まず、それがあって、それに近づいていくって

  ことが大事だよね。世の中、汚いことだらけ でもないけど

  そういうところばかりに目を向けないで 自分なりの理想を掲げて
  
  俺は、そういう汚いことには手を染めないよ という気持ちで

  生きていかなあかんって感じだよね。

M:この裁判を通して、汚いことにふたをしがちだったけど

  汚いことが明らかになったところで、僕たちはどうしていこうという

  道筋がついたことで生徒たちもすっきりしたんじゃないかな。

G:とかく、汚いものにはふたをしよう。子供には知らせないでおこうと

  するよりも、オープンにして、世の中、こんなにつらいことが

  あるけれども、さあ、君たちどう考える?って考えさせたほうが

  いいよね。君たちが大人になった時に変えていけばいいんだよと。

M:まあね、でも、大人になるにしたがって、とりこまれちゃうのよね。

  いつまで、この純粋な気持ちを保っていけるかしら?

G:ある意味、取り込まれるというのが、大人になるってことかも

  しれないしね。

M:とにかく、隠してもなんら解決にはならないってことね。

  あー面白かった。本6冊分を 映画で見てしまった。

  本は面白いかなあ。どうかなあ、読んでみようかなあ。

  柏木くんがどのようで描かれているのか 興味があるわ。

G:話は、変わるけど、主役の涼子ちゃん、久しぶりに 

  中学生らしい中学生というか高校生に置き換えてもいいんだけど

  俺のイメージに近い中学生像というかそういうティーンエイジャーだね。

  アイドルじゃない感じの。

  透明感や普通感があるさ。

  この映画の時代が1990年代前半だからね。まだ素朴さが

  残っていたかも。

  俺の好きな『時をかける少女』の原田知世ちゃんみたいな

  すれてない女子学生というか 久しぶりに良かったねえ。

  賢くって正義感にあふれて、思うことがちゃんと言えてさ。

M:そうねえ、でもあの頃、あんな子が社会に出ると

  生意気だって叩かれた時代なのよねえ。

  学生時代は、男女平等だったのに、社会に出ると

  男女不平等だった時代ね。ああいう子は、けっこうショック受けて

  悩んだりしたかもしれないなあ。

  と、余談ですが。

  

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