マリー・アントワネットに別れをつげて

M:こんにちは。ミッシェルです。
G:どーも ジョージです。
  今年もあとわずかだね。

  ところで、朝早くから一人で何見に行ったの?

M:『マリー・アントワネットに別れをつげて』よ。だって、朝一回しか
  上映しないんだもの。たいしたことない映画なのかしら?って
  思っちゃったわよ。でも、マリー・アントワネットものだったら
  絶対みなくちゃって思ったの。でも、ジョージは好きじゃないだろうから
  一人で行くことにしたの。

G:で、どうだった?

M:うーん、やっぱり 1回しか上映しない理由がわかった。いまひとつだったわ。
  なんかすごいロマンチックなストーリーがあるのかしら?とおもいきや
  そうでもなかった。

G:でも、きれいじゃないか。このマリー・アントワネット役の人。
  
M:きれいだったわよ。マリー・アントワネットも、読書係の女の子も。
  ヴェルサイユ宮殿もきれいだったし、ドレスもきれい。
  雰囲気はばっちりなのよ。申し分なし。

G:何がわるかった?

M:ストーリーよね。なーんだって感じ。もっとサスペンス的なことが
  あるのかと思ったけどなかった。

  マリー・アントワネットに仕える読書係の少女の
   フランス革命勃発の数日を描いているものなのよ。

  読書係の少女は、おそらくマリー・アントワネットに恋してるのね。
  そりゃ、田舎から出てきた天涯孤独の少女が、
  雲の上の存在の王妃様の身近に使えて、言葉も交わして
  仕えるのだから、夢中にならずにはいられないでしょう。
  きれいだし、衣装も化粧も宝石もインテリアもすべてまばゆい
  ばかりに豪華だし。

  マリー・アントワネットに気に入られてもいたから
  ちょっと夢みちゃったのね。王妃様も、私を気に入ってくださっている
  初恋状態ね。

  でも、マリー・アントワネットは、ポリニャック伯夫人に夢中。
  宮廷での唯一の心の友のような存在。

  少女は、ポリニャック夫人に嫉妬するのね。
  それでなにか事件を起こせば面白いのだけど、
  そういうことはなくて、逆に、恋するマリー・アントワネットに
  ポリニャック伯夫人を逃がすために、
  身代わりになりなさいと命令されてしまうのね。

  所詮、読書係ですから、身代わりにするくらい
  なんとも思っていないマリー・アントワネット。
  
  少女のほうは、ショックよね。でも、命令に従わねくてはならず
  ポリニャック伯夫人の衣装を着せられ、馬車に乗り込み
  召使に扮したポリニャック伯夫人とフランスから逃亡
  するのです。

  
G:マリー・アントワネットにいいように使われたってことだね。

M:そうなのよ。彼女は、そこで現実に目がさめるのね。
  恋した王妃からは、殺されるかもしれない身代わりにされて
  そうとうショックよね。天国から地獄に突き落とされたという感じでしょう。
  でも、ようやく夢から目がさめたことで
  少女から大人になったということかしら。

  でも、無事にフランスから脱出できたようだからよかったかもしれない。
  その後彼女がどんなふうに生きたかはわからないけど。

G:ふーん。平民の少女の片思いの話なのか。

M:まあ、そうね。だから、とてつもない事件が起きることはないの。
  マリー・アントワネット側のほうは、すごいことになるけど
  この映画では描かれません。

G:ところで、ヴェルサイユ宮殿で撮影されたのかな?

M:そうみたいよ。鏡の間とか庭園とかプチトリアノンとか
  出てたもの。

  ほら、私たちも見学に行ったじゃない。
  鏡の間とか膨大な数の部屋とか、見学コースは
  部屋といってもがらんどうで調度品が置かれて
  当時の部屋を再現しているところは少なかったけど
  この映画では、調度品とか人物とかが再現されているから
  マリー・アントワネットの時代はこんなふうに暮らしていたのねと
  わかって良かったわ。

  普通の使用人は、やっぱり社食じゃないけど
  食事を提供してくれるところがあって、ちゃんと食べられるのね。
  
  使用人同士の関係とか会話とかも、なかなかリアルで
  面白かった。200年以上前の人間だって、
  そう今と考えることとか感情が違うってことはないでしょうから
  この映画が描いているような感じだろうなと思うわ。

  王妃様とか貴族がいる部屋とは別に使用人が  
  使う部屋とか廊下とか食堂とかも
  映されていたからなるほどと興味深かったですよ。

  ヴェルサイユ宮殿の見学コースに こういう貴族の
  コスプレをした人たちがいてくれると、盛り上がって面白いと
  思うんだけど、近くでああいうきれいな貴族の人々を
  見たいわよね。

G:ミッシェルは、フランス革命とかあのあたりの時代好きだからなあ。

M:日本でいえば、戦国時代とか幕末明治維新って歴史の一番人気じゃ
  ないですか。フランス史でいえば、あの頃が一番人気なんじゃないの?
  あとナポレオンかな?まあ、私的には、他の時代といわれても
  わからないですけど。でも、フランス人に聞かないと人気のある時代って
  わからないですね。

  ということで 2012年、映画もこれで見納めです。
  
G:そうだなあ。来年は、どんな映画に出会えるかな?

M、G:それでは、今年もありがとうございました。

  また、年間ランキングでお会いしましょう。
  

この記事へのコメント

日本インターネット映画大賞
2012年12月27日 22:33
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