推理作家ポー 最後の5日間

M:こんにちは。ミッシェルです。
G:どーもジョージです。

M:ポーと聞くと何を思う?
G:俺はポーの小説を読んだことがないけど、江戸川乱歩を思い出すよ。
  少年探偵団とか怪人20面相とか 小学生向けにあっただろ?
  あれ、よく読んだなあ。

M:私は、『メールストロムの旋渦』かな、これくらいしか読んだことないわ。
  といっても 私この短編ずっと『樽』だと思っていたけど、タイトルは違っていたわね、

  ポーって『モルグ街の殺人事件』とか『アッシャー家の崩壊』とか『黄金虫』とか有名だけど
  読んでないのが情けない。

  でも、映画で ポーの映画なんだってといわれると 見たくなるのは
  なんとなく 江戸川乱歩が心酔した作家ってどんな人だっのだろうという
  興味がわいたからにほかなりませんね。

G:でもびっくりした。こんなグロテクスクな感じの残酷で、血みどろで、
  吐き気を催す。以前、ブラピの『セブン』を見たけど、あの映画みたいに
  血みどろなおぞましいシーンがあるね。

M:なにも、あんなところまで映さなくてもと思った。おもわず、目をそむけました。

  うええ 何なの?って感じ。

  ポーの小説をまねた殺人事件が次次に起こるんだけど
  ポー自身がその犯人を捕まえるために
  挑むのよね。手がかりは、殺人事件に残されていて
  それから次の事件を予想していく。

  最初は、警察が動いてフィールズ刑事が ポーの小説に手口が
  似ていないか?と気づくですよ。

  で、フィールズ刑事がポーに近づいて一緒に事件を解決しようとするわけです。

G:フィールズ刑事カッコよかったね。飲んだくれのポーよりカッコいいね。

  初めは 母娘3人の惨殺から始まって、批評家の惨殺
  女優の惨殺、すべて ポーの小説をなぞっているということが
  明らかになってくる。

M:で、ポーが付き合ってる恋人が拉致されて、犯人の餌食になってしまう。
  
  最初は、犯人捜しを手伝っているのが、恋人まで巻き込まれ
  本気で犯人の挑戦に立ち向かっていこうとするポー。


G:ところで、小説とか映画とかゲームとか 事件にどれだけ影響を与えるか
  なんだけど、わからないじゃない。はっきりとは。どの程度の確率で
  犯罪に影響を与えるなんて証明できないだろ。

  でも、俺の直観では、少なからず影響はあるよね。
  いい影響もあるけど、悪い影響だってある。

  だから、あんまり過激な描写をするのはいかがなものかとも思う。

  ずべての人間が良識があったり、自己を抑制できたりしないもんな。
   だから、この物語だって、小説の模倣犯ってことで成り立つんだし。

  この映画の場合、その犯人がある程度のお金がおあったり、
  準備を相当念入りでできる人であったり、運動神経がよかったり
  しないとできないよね。誰にも怪しまれずいろいろ準備するのは
  大変だしね。

M:うん、こんなに連続して、小説のような殺人事件はできないでしょう。
  一番残虐な批評家の殺人もあの装置を作るのが第一大変だわ。

 
G;でもさあ、最近 猟奇的な殺人事件って現実でも多いよね。
  尼崎の事件とか、冷蔵庫に遺体を入れて遺棄した事件とか
  現実が小説をおいこしているような事件も多いからなあ。

M:幼児虐待事件もそうよね。実の母親が子供を殺すなんて
  少なくとも私が子供のころの30年前とかは考えられなかったし。

  なんとも小説を軽々と追い越す事件が次次と発生する現代は
  ある意味 世も末、末法の世、かもしれないわね。

G:ポーの時代は、奇想天外な恐ろしい読み物で人々をおどろかせて
  それでよかったのかもしれないけど、今やフィクションと現実が
  混ざってしまった世の中にいて、善悪の判断があまりつけられなく
  なってきたな。

  ならぬものはならぬ のだと言い切れる大人も少なく
  なってきてしまったし。

  寂しいね、悲しいね。

M: ところで、この映画を見て初めて ポーが40歳のときに
  「レイノルズ」という言葉を残して、謎の死を遂げたことも
  知ったわ。そうだったんだ。

G:それから、この映画は着想を得たようだからね。

  でも、うまくおさめたね。ラスト「レイノルズ」って言ってたろ。

  あーそうかってわれわれも納得がいったもんな。

  謎の死の 一つの答えだな。

M:そうね。面白い。それと、もうひとつ。ポーが詩人でも
  あったということ。『大鴉』おおがらす という詩があるそうで。
  
  なんとも不気味な詩のタイトルね。

  それが、この映画の英語のタイトルなんだけど
  日本人にはわからないわね。おおガラスじゃね。
 
  推理作家ポー 最後の5日間 のほうがわかりやすい。

G:さてと 秋の夜長、 ポーの作品でも 読んでみますか。

  しかし、我が家にある文庫本の 活字が小さいこと
  昔は、これでもよかったんだろうけど、
  老眼がちょっとはいってきた俺にはつらい大きさだな。

  あーこういうのも 活字離れのひとつの原因になるなあ。





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