奇跡
M:こんにちは。ミッシェルです。
G:ジョージです。
M:今日の映画は、『誰もしらない』で衝撃的な印象を与えた
是枝監督作品。あの作品と比べると、ウーム大人しいかなあ
って感じだけど、子供を描くのがうまいですよね。
G:あの子役の兄弟が面白かったなあ。とくに、弟。
あの関西弁で甲高い声で、前向きで陽気で
女子に人気。憎めない奴って感じな。
M:そうとうつらい状況なのに、一人それを楽しんでいるって感じね。
小学校3年か4年くらいなのかしら?
お母さんがいないと困る年頃よね。
お父さんはバンド活動にうつつを抜かして
あんまりかまってくれない感じだけど。
自分で洗濯して、自分でコンビニで買い物して
一人で食べて、野菜まで育てて、あんなボロ家に
住んでいるのに、まったく卑屈にならずに
すごい奴よね。
G:たまげた奴だ 今の時代、あんなたくましい小学生いるか?
お母さんがいないとごはんも満足に食べられない奴が
多いんじゃないか?
M:兄ちゃんのほうは、神経質なのかなあ?ぷくぷく太って
犬コロみたいな顔して、かわいいんだけど、弟に比べれば
めめしい。
その兄ちゃんの友達が、いろんな噂をもってくる。
万博の太陽の塔が壊されるとか新幹線ののぼりと
くだりのすれ違ったところでお祈りすると奇跡が起きるとかね。
G:で、兄ちゃんと友達は、冒険を計画するわけだ。
学校をサボってさ。頭いいよなあ。俺なんか
小学校の時、サボるなんて全然頭に浮かばなかったもんなあ。
偉いよ。あいつらも。
ここで思い出したのが、『スタンド バイ ミー』だね。
あれも、少年3人が、死体を捜しにちょっとした冒険というか
旅に出る。その旅の過程が、人生の分岐点にもなったし
少年時代のいい思い出にもなった。
ここの兄弟も この旅のことは一生忘れないだろうね。
参加した友達もね。あーあの時、あんなことしたなあって。
M:たぶん、奇跡なんて起こらないんだと思う。
友達のペットは生き返らないし、兄弟も一緒には
おそらく暮らせないかもしれないし。
でも、物事は少しずつ、動いていって、
願った通りにはならないかもしれないけど
何かつかえみたいなものが取れて
すっきりした気分になったんじゃないかな。
大人への階段を上る通過儀礼的なもの?
G:ここに出てくる子供たちは、『誰もしらない』みたいな
ものすごい不幸な状況にあるわけじゃないけど
普通に悩みをもっている少年少女で
こんな冒険を通してだんだんと大人になっていく
んだな。
なりゆきで泊まった見知らぬおばさんたちと
別れるときに、かんなちゃんが、おばさんの
願いはなんですか?かわりにお願いしてきます
っていうシーンあっただろ。あれ、いいよな。
ああいい子だなあって思った。大人になったなあって
思えたシーンだ。
M:細かいところだけど、ポテトチップの袋に最後に
残った細かいかけらを袋の口を口にあてて
流し込むのが好きなところとか
桜島の絵がカレンダーの裏に描かれたところとか
なりたい職業 EXILEとか○○クワガタとか
かるかん の味がぼんやりしてるなあとかうほんのりやなとか
子供が言いそうだったり、やりそうだったり
さりげなく出されていて楽しかった。
G:大人の方の事情も深刻で
たぶんぼんやりした味だから、だんだんと食べられなくなって
いるかるかん職人とか、ケンカが絶えずについに離婚した
おかあさんとか、今だに夢を追ってる少年の心の消えない
おとうさんとか 元女優のスナックのママさんとか
金持ちじゃないところもいいね。味が出て。
まあ、えらい衝撃は受けなかったけれども
子供って思ったよりたくましいねって思ったね。
G:ジョージです。
M:今日の映画は、『誰もしらない』で衝撃的な印象を与えた
是枝監督作品。あの作品と比べると、ウーム大人しいかなあ
って感じだけど、子供を描くのがうまいですよね。
G:あの子役の兄弟が面白かったなあ。とくに、弟。
あの関西弁で甲高い声で、前向きで陽気で
女子に人気。憎めない奴って感じな。
M:そうとうつらい状況なのに、一人それを楽しんでいるって感じね。
小学校3年か4年くらいなのかしら?
お母さんがいないと困る年頃よね。
お父さんはバンド活動にうつつを抜かして
あんまりかまってくれない感じだけど。
自分で洗濯して、自分でコンビニで買い物して
一人で食べて、野菜まで育てて、あんなボロ家に
住んでいるのに、まったく卑屈にならずに
すごい奴よね。
G:たまげた奴だ 今の時代、あんなたくましい小学生いるか?
お母さんがいないとごはんも満足に食べられない奴が
多いんじゃないか?
M:兄ちゃんのほうは、神経質なのかなあ?ぷくぷく太って
犬コロみたいな顔して、かわいいんだけど、弟に比べれば
めめしい。
その兄ちゃんの友達が、いろんな噂をもってくる。
万博の太陽の塔が壊されるとか新幹線ののぼりと
くだりのすれ違ったところでお祈りすると奇跡が起きるとかね。
G:で、兄ちゃんと友達は、冒険を計画するわけだ。
学校をサボってさ。頭いいよなあ。俺なんか
小学校の時、サボるなんて全然頭に浮かばなかったもんなあ。
偉いよ。あいつらも。
ここで思い出したのが、『スタンド バイ ミー』だね。
あれも、少年3人が、死体を捜しにちょっとした冒険というか
旅に出る。その旅の過程が、人生の分岐点にもなったし
少年時代のいい思い出にもなった。
ここの兄弟も この旅のことは一生忘れないだろうね。
参加した友達もね。あーあの時、あんなことしたなあって。
M:たぶん、奇跡なんて起こらないんだと思う。
友達のペットは生き返らないし、兄弟も一緒には
おそらく暮らせないかもしれないし。
でも、物事は少しずつ、動いていって、
願った通りにはならないかもしれないけど
何かつかえみたいなものが取れて
すっきりした気分になったんじゃないかな。
大人への階段を上る通過儀礼的なもの?
G:ここに出てくる子供たちは、『誰もしらない』みたいな
ものすごい不幸な状況にあるわけじゃないけど
普通に悩みをもっている少年少女で
こんな冒険を通してだんだんと大人になっていく
んだな。
なりゆきで泊まった見知らぬおばさんたちと
別れるときに、かんなちゃんが、おばさんの
願いはなんですか?かわりにお願いしてきます
っていうシーンあっただろ。あれ、いいよな。
ああいい子だなあって思った。大人になったなあって
思えたシーンだ。
M:細かいところだけど、ポテトチップの袋に最後に
残った細かいかけらを袋の口を口にあてて
流し込むのが好きなところとか
桜島の絵がカレンダーの裏に描かれたところとか
なりたい職業 EXILEとか○○クワガタとか
かるかん の味がぼんやりしてるなあとかうほんのりやなとか
子供が言いそうだったり、やりそうだったり
さりげなく出されていて楽しかった。
G:大人の方の事情も深刻で
たぶんぼんやりした味だから、だんだんと食べられなくなって
いるかるかん職人とか、ケンカが絶えずについに離婚した
おかあさんとか、今だに夢を追ってる少年の心の消えない
おとうさんとか 元女優のスナックのママさんとか
金持ちじゃないところもいいね。味が出て。
まあ、えらい衝撃は受けなかったけれども
子供って思ったよりたくましいねって思ったね。
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