ミッシェルとジョージのおしゃべりシネマ

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zoom RSS 愚行録

<<   作成日時 : 2017/02/21 18:40   >>

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M:こんにちは。ミッシェルです。

G:どーも ジョージです。

  『愚行録』面白かったよ。

M:そうね。最近、流行りの現代の殺伐とした事件を絡めた映画なんだけど、

  昨年見た、そういう類のものよりは、ぐっと良かったね。

G:そうだね。タイトルが、ちょっと引いちゃうものだけどね。

  まあ、内容は、確かに、愚行の記録なんだけど、愚の字が、映画を

  選ぶときに、ちょっとためらわせるよね。

M:そうね。だって、映画って、壮大で、胸ワクワクさせるものを

  見たいと思うじゃない?でも、なんで愚?って思っちゃうもの。

G:まあ、そんなことは、置いて

  なぜ良かったのか?

  まず、凄惨な事件を扱っているけど、それほどなまなましく

  気持ち悪くなるようね描き方ではなかったことだね。

M:そうそう、これは、大事。そりゃ、殺人事件を扱っているのだから

  凄惨なことには違いないんだけど、それを、リアリティとして、

  これでもかこれでもかという感じに、再現する描き方ってあるでしょ。

  あれは、いただけないわ。ただ、気持ち悪いだけ。それだけで

  お腹いっぱいになっちゃって、本筋の気持ちをゆれとか

  理不尽なこととかが、入ってこなくなっちゃうもの。

G:かなり抑えた感じだったよな。現場も暗い室内であまり

  きっちり見えなかったし。

M:それから、光子さんが、男子学生にもてあそばれているだろうなと

  想像できるシーンも、そう暗示するにとどめているところね。

  これ、実際に描いちゃうと、気持ち悪くなって、見るに耐えない。

  最近、こういう事件、何件か起きてるでしょ。それをほうふつと

  させるわよね。いい大学の学生や、いわゆるエリートと呼ばれる医者が

  若い女性をだまして、乱暴を働くっていうのね。

G:そうだね。暗示することでも、どんだけ、傷ついたかということも

  想像させるだろ。表現方法がうまいよなあと思った。

M:それと、動機づけの、格差社会というか階級社会ね。

  これがよかった。

  階級社会でも、大学内におけるものと、会社におけるものと

  あるあるって感じのことがうまく出ていた。

G:日本が、格差社会になってきているというけど、昔から、

  プチ階級差っていうのは、あったね。というか、単純に

  金持ちと貧乏人という構図は、昔からあった。

M:幼稚舎からある付属の学校って、こういう、親藩、譜代、外様という

  言い方、よくあるわよね。

  幼稚園からを、親藩で、中学からは、譜代で、大学からだと外様とかね。

G:ミッシェルだって、そういう学校だったろ。

M:私は、外様だったからね。問題なし。

  これってね。外様は外様で生きてれば、問題ないのよ。

  欲張って、譜代とか親藩に取り入ろうとするところに悲劇が


  起きるのよねえ。この映画って、まさしくそうでしょ。

  外様なのに、親藩を夢みて、取り入ろうとしたところに

  悲劇は起きたのよね。

  まあ、気持ちはわからなくはないけど。

G:友達も、なんていうか、同じような境遇の、または、環境で育った人と

  一緒にいるのが一番安全、安心だよね。なまじ、環境が異なると

  悲劇の元になるからねえ。

M:結婚もそうよね。同じような環境で育った同士が一番

  幸せを感じやすいんじゃない?玉の輿って、ある意味、不幸への道

  かもしれないし。

G:この映画は、そういうことを言ってるのかな。分をわきまえろ!ってことでしょうかね。

M:ある意味、そうかも。

   はいあがるなら、他人を頼っちゃいけないよって感じかしら。

  それにしても、似た者同士が夫婦になるものね。

  殺された被害者夫婦は、どっちもどっちの悪人だわ。

  悪人というか、いじわるな奴らっていう感じかな。

  こもの って感じ。せこいなあって。

  顔はいいのに、あの誰をも和ませる笑顔の下で、べろ出してるタイプ。

G:ということは、キャスティングが絶妙だったってことかな。

M:もう、ぴったし。あの殺されちゃう主婦を演じた人なんて、ぴったし。

  絶対自分は、付き合わないタイプ。あこがれもしないかなあ。

  なんとなくいやーな感じは、オーラ出てるもんね。

G:まあ、ミッシェルが取り入ったとしても、鼻から、近寄らないでって

  ピシャリと言われそうだけどね。

M:まあ、そういうことよ。だから、あの手のタイプの人には、近づかないの。

G:デヴェロッパーの会社員になった、被害者の夫とその友達も、悪党だよな。

  コンパで知り合った若い子を、二人で手玉にとってポイと捨てたんだろ。

  あれも、ひどいよなあ。あーいやだね。エリートが考える世界って、

  自分よりも下と見るや、モノとしか見ないって感じがプンプンだよな。

M:そうねえ。だから、エリートって、どこか信用できないところがあるわねえ。

  まあ、みんながみんなそうじゃないと思うけど、

  多かれ少なかれ、タカビーなところってあるでしょ。

  はあー、なんか疲れちゃった。

  私は、ジョージで良かった。

G:俺も、ミッシェルで良かった。ほっとできるからね。

  とにかく、この映画は、いい映画だった。

  今年の映画の上位に食い込む可能性があるなあ。



  

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